ABOUT
玉響glassの「玉響」という言葉は、もともと翡翠や瑠璃などの 美しい宝玉が触れ合ってかすかな音をたてるところから生まれ、 転じて「ほんのしばしの間」、「かすかな」という意味があります。
今までに、私が磨いてきた技術や感性とそれを見た方の感性のあいだに
ほんの少しでも音(感動)が生まれれば嬉しく思います。
また玉響glassは、他のアーティストと作品の共作等、新しい挑戦もしていきたいと思います。
そして、その間に生まれた音(作品)を楽しんで頂きたいとおもいます。
玉響glassの作品は、ボロシリケイトガラスと呼ばれるガラスで主に作成しています。
理科の実験に使われるビーカーや調理器具に使用されるガラスがそうです。
ボロシリケイトガラスの特徴としては熱に強い、強度があり割れにくい、透明度が高いなどが上げられ、2500度を越える酸素バーナーを用いて制作しています。
そのガラスに、炎の中金や銀を霧状に吹き付け中に閉じ込めて色を出すフューミングの技法や色の付いたガラスを要する独特の制作方法で、一つ一つの作品に思いを込めて制作しています。